アドエア250ディスカス60吸入用

しる100

グラクソ・スミスクライン株式会社

  • 外用薬│気管支喘息・COPD治療薬
  • 医薬品コード(YJコード):2290800G5038

このページではアドエア250ディスカス60吸入用(グラクソ・スミスクライン株式会社|気管支喘息・COPD治療薬)について、効能・効果や用法・用量、副作用などの基本情報と併せて、服薬介助のときに介護する方が理解しておきたい高齢者が気を付けるべき点などについても記載しています。

薬の使用に際してはご自身で判断することなく、必ず医師や薬剤師に相談してください。

詳細情報

主成分

サルメテロールキシナホ酸塩、フルチカゾンプロピオン酸エステル

効能・効果

気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎・肺気腫)の諸症状の緩解に使用します。

病気・病態

用法・用量

通常、成人は1日2回、1回1吸入する。

副作用

以下の副作用が現れることがあるので、異常が認められた場合は速やかに医師に報告または診断をうける事を推奨します。

重大な副作用

  • ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明):ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、気管支攣縮、全身潮紅、血管性浮腫、蕁麻疹等)があらわれることがある。
  • 重篤な血清カリウム値低下(頻度不明):キサンチン誘導体、ステロイド剤及び利尿剤の併用により増強することがあるので、重症喘息の方では特に注意すること。
  • 肺炎(3.3%)注):注)慢性閉塞性肺疾患の方にアドエア500ディスカスを使用した52週間の国内臨床試験における頻度

その他副作用

口腔及び呼吸器カンジダ症、嗄声、口腔及び咽喉刺激感(異和感、疼痛、不快感等)、感染症、筋痙攣、発疹、蕁麻疹、顔面浮腫、口腔咽頭浮腫、味覚異常、心悸亢進、血圧上昇、不整脈(心房細動、上室性頻脈、期外収縮を含む)、頭痛、振戦、睡眠障害、悪心、腹痛、食道カンジダ症、関節痛、浮腫、高血糖

形状・色

?

薬の飲みにくさの改善に向けて、医師や薬剤師、言語聴覚士などの専門職との連携にお役立てください。

白色の吸入粉末剤

保管方法

室温保存

その他の剤形

  • アドエア100ディスカス60吸入用
  • アドエア50エアゾール120吸入用
  • アドエア125エアゾール120吸入用
  • アドエア250エアゾール120吸入用
  • アドエア500ディスカス60吸入用
  • アドエア250ディスカス28吸入用28ブリスター
  • アドエア500ディスカス28吸入用
  • アドエア100ディスカス28吸入用

禁忌

病名禁忌

  • 有効な抗菌剤に存在しない感染症、深在性真菌症の方:ステロイドの作用により症状を増悪するおそれがある。
  • 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある方

併用注意

CYP3A4阻害作用を有する薬剤:リトナビル等
副腎皮質ステロイド剤を全身投与した場合と同様の症状があらわれる可能性がある。
CYP3A4阻害作用を有する薬剤:リトナビル等
サルメテロールの全身曝露量が増加し、QT延長を起こす可能性がある
カテコールアミン:アドレナリン、イソプレナリン塩酸塩等
不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがある。
キサンチン誘導体
ステロイド剤
利尿剤
低カリウム血症による不整脈を起こすおそれがある。

高齢者が特に注意すること
(一般的な注意点も含む)

  • 本剤吸入後に、口腔内カンジダ症または嗄声の予防のためにうがいを実施すること。うがいが困難な場合は口腔内をすすぐようにすること。
  • 一般に、生理機能が低下しているため、状態を観察しながら慎重に投与すること。

薬の併用に際しては専門家(医師、薬剤師)による判断が必要です。決して自己判断で薬の併用や併用中止を行わず、必ず掛かりつけの医師や薬剤にご相談ください。

ご利用に際しての注意点

このページでは、医療用医薬品添付文書をもとに高齢者とその介護者向けに編纂した内容を掲載しています(小幼児・妊婦向けの内容を除く)。正確な情報に努めておりますが、常に最新であるとは限らず、また内容を完全に保証するものではありません。薬の使用に際しては、ご自身で判断せず、医師や薬剤師などの専門家にご相談ください。当サイトによって生じた損害について、その賠償の責任を一切負わないものとします。

監修

秋下 雅弘
佐々木 淳

情報提供

クオール株式会社

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