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足腰の弱った高齢者にとってADL(日常生活動作)の低下は身体的・精神的な機能低下にも繋がります。ADL低下を予防する意味でも歩行はとても大事ですが、同時に転倒事故などのリスクも伴います。この記事では安全な歩行介助の方法についてご説明します。※無料会員登録をすると動画が閲覧できます※
この記事では『お手伝いは必要だが、ご自分で歩くことができる』方をモデルに安全な歩行介助の方法についてご説明します。
立ち上がり介助は、前傾位をとっていただき、前方に重心を移動してから立ち上がるように意識して行います。
※介助者はご本人が前傾し体重が足にかかるのを待って、一緒に立ち上がっていくことで、自然な立ち上がり動作を促します。
手引き歩行は、立ち上がり介助で立位が安定した状態から、介助者はご本人の肘を下から支え、ご本人には介助者の腕につかまってもらい、脇をしめた姿勢で進みます。不安定な方は、両肘ではなく両肩甲骨を支えた方がより安全です。
手だけを持った介助は危険です!
介助者は杖と反対側の斜め後ろに立って見守りをします。
介助者は歩行器に手をかけ、スピードのコントロールができる位置で介助します。
前方に重心をかけすぎると加速して前方に転倒することがあります。
歩行介助は、その方のADLにあわせて、安全を第一に考えた最適な方法で行うことが大切です。
距離やスピードにも注意して、その方にあった歩行介助を行っていきましょう。
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※記事の内容は2021年3月時点の情報をもとに作成しています。
介護アンテナ編集部Kaigo Antenna Editorial Department
プロフィール
株式会社ベネッセスタイルケア運営の介護アンテナ。編集部では、ベネッセの25年以上にわたる介護のノウハウをはじめ、日々介護の現場で活躍している介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネジャー)、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの高齢者支援のスペシャリストたちの実践知や日々のお仕事に役立つ情報をお届けします!
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