介護アンテナ会員の方は、ログインするとベッド上でのオムツ交換の手順・コツが
ダウンロードできます。無料の会員登録は30秒で完了!
排泄介助は、介護職の仕事の中でも必要不可欠な重要な支援であると同時に、プライバシーに配慮したケアが求められます。 この記事ではベッド上でのオムツ交換の方法・ポイントをわかりやすく解説します。
関連記事陰部洗浄の手順・使用物品・実施する場合の注意点はこちら
オムツ交換の途中で何度も物品を取りに行ったりしないようにしっかりと準備しましょう。
※オムツ交換に使う物品はできるだけご利用者の顔の近くに置かないようにすること。
使う前にオムツを開き、縦の中心で折る。左右に伸ばしてギャザーを立てることがポイントです。
オムツを広げ、縦の中心で折ってから左右に伸ばします。
左右に伸ばした後、ギャザーをしっかり立てます。
パッドもオムツ同様、パッドを縦半分に折り、左右に引っ張ってから、ギャザーを立てて使用します。
パッドを広げ、縦の中心で折ってから左右に伸ばします。
左右に伸ばした後、ギャザーをしっかり立てます。
床に汚物類を直接置かないようにするために、床に新聞紙などを敷いて、レジ袋を広げておきます。
ラテックス手袋かプラスチック手袋を装着します。
実際には、ご利用者ごとに使っているオムツやパッドの種類によって交換方法は異なります。介助に入る前に必ず確認するようにしましょう。
オムツ交換の介助では、清潔・不潔をしっかり区別することがポイントになります。
清潔な手で不潔なところを触らない、不潔な手で清潔なところを触らない、を守りましょう。
ご本人には側臥位になっていただいて介助します。
身体の中心にしっかり合わせます。
オムツのゴムの部分がウエストの位置に来るように、身体の中心で押さえながら左右に伸ばします。
※パッドがある場合は位置を直しておきます。
ギャザーがそけい部に沿うようにする。パッドを使う場合は、パッドがギャザーの内側に入るようにする。
オムツの中心をしっかり合わせておく(オムツにはサイズのマークなどが中心にあるのでそれを利用する)
股関節の曲がる部分にはオムツがかからないようにします。
足が動きにくくなってしまいます。上下が交差し、重なるように貼りましょう。
中心線がずれていると、排泄物がもれたり、オムツがくいこんだりするので、身体の中心とオムツの中心があうように調整しましょう。
お肌の清潔を保ち、褥瘡(床ずれ)や尿路感染症を防ぐことが大切です。
ご本人が快適にすごせるように、清潔かつ、手際よく短時間で終わらせるように心がけましょう。
関連記事陰部洗浄の手順・使用物品・実施する場合の注意点はこちら
関連記事【介護技術】介護職が知っておきたい高齢者の排泄・目安量などの観察ポイント
関連記事夜間のおむつ交換回数を見直し睡眠状態の改善を図った「夜間ぐっすり排泄ケア」
関連記事【動画つき】陰部洗浄の手順・使用物品・実施する場合の注意点
関連記事【トイレの介助】車いすから便座への移乗の手順を分かりやすく解説!
介護アンテナ会員の方はこちらでご紹介したの内容の印刷用データセットを下記よりダウンロードしていただけます。
※会員登録後、ログインするとページ下部にダウンロードのボタンが表示されます。
会員登録はメールアドレスがあれば介護に関わる方でなくてもどなたでも可能です。ぜひお気軽にご登録ください!なお、会員登録に際し、初期費用や月額費用などの費用は一切かかりません。
介護アンテナ会員の方は、ログインするとベッド上でのオムツ交換の手順・コツが
ダウンロードできます。無料の会員登録は30秒で完了!
介護アンテナ編集部Kaigo Antenna Editorial Department
プロフィール
株式会社ベネッセスタイルケア運営の介護アンテナ。編集部では、ベネッセの25年以上にわたる介護のノウハウをはじめ、日々介護の現場で活躍している介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネジャー)、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの高齢者支援のスペシャリストたちの実践知や日々のお仕事に役立つ情報をお届けします!
ブックマークするには
ログインが必要です