キサラタン点眼液0.005%

しる100

ヴィアトリス製薬合同株式会社

  • 外用薬│眼科用剤
  • 医薬品コード(YJコード):1319739Q1037

このページではキサラタン点眼液0.005%(ヴィアトリス製薬合同株式会社|眼科用剤)について、効能・効果や用法・用量、副作用などの基本情報と併せて、服薬介助のときに介護する方が理解しておきたい高齢者が気を付けるべき点などについても記載しています。

薬の使用に際してはご自身で判断することなく、必ず医師や薬剤師に相談してください。

詳細情報

主成分

ラタノプロスト

効能・効果

緑内障、高眼圧症に使用します。

用法・用量

通常、1回1滴、1日1回点眼する。

副作用

以下の副作用が現れることがあるので、異常が認められた場合は速やかに医師に報告または診断をうける事を推奨します。

重大な副作用

虹彩色素沈着(2.37%):定期的に診察し、虹彩色素沈着があらわれた場合には臨床状態に応じて投与を中止すること。

その他副作用

結膜充血、結膜炎、眼脂、結膜濾胞、ぶどう膜炎、虹彩炎、角膜上皮障害、点状表層角膜炎、糸状角膜炎、角膜びらん、角膜浮腫、眼瞼色素沈着、眼瞼炎、眼瞼部多毛、眼瞼浮腫、眼瞼発赤、しみる等の眼刺激症状、そう痒感、眼痛、霧視、前房細胞析出、流涙、睫毛の異常(睫毛が濃く、太く、長くなる)、異物感等の眼の異常感、頭痛、そう痒感、咽頭違和感、嘔気、めまい、胸痛

形状・色

?

薬の飲みにくさの改善に向けて、医師や薬剤師、言語聴覚士などの専門職との連携にお役立てください。

無色澄明、無菌水性点眼液

保管方法

2~8℃

禁忌

病名禁忌

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方

併用注意

プロスタグランジン系点眼薬:イソプロピルウノプロストン、ビマトプロスト等
眼圧上昇がみられたとの報告がある。

高齢者が特に注意すること
(一般的な注意点も含む)

  • 頻回使用により眼圧下降作用が減弱する可能性があるので、1日1回を超えて点眼しないこと。
  • 一般に生理機能が低下しているため、慎重に投与すること。
  • 薬液汚染防止のため、点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。
  • 点眼に際しては、原則として仰臥位をとり、患眼を開瞼して結膜嚢内に点眼し、1~5分間閉瞼して涙嚢部を圧迫させた後、開瞼すること。
  • 点眼のとき、液が眼瞼皮膚等についた場合は、すぐにふき取ること。
  • 他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも5分以上間隔をあけてから点眼すること。
  • ベンザルコニウム塩化物によりコンタクトレンズを変色させることがあるので、コンタクトレンズを装用している場合は、点眼前にレンズを外し、15分以上経過後に再装用すること。
  • 遮光して保存すること。
  • 開栓後4週間経過した場合は、残液を使用しないこと。

薬の併用に際しては専門家(医師、薬剤師)による判断が必要です。決して自己判断で薬の併用や併用中止を行わず、必ず掛かりつけの医師や薬剤にご相談ください。

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ご利用に際しての注意点

このページでは、医療用医薬品添付文書をもとに高齢者とその介護者向けに編纂した内容を掲載しています(小幼児・妊婦向けの内容を除く)。正確な情報に努めておりますが、常に最新であるとは限らず、また内容を完全に保証するものではありません。薬の使用に際しては、ご自身で判断せず、医師や薬剤師などの専門家にご相談ください。当サイトによって生じた損害について、その賠償の責任を一切負わないものとします。

監修

秋下 雅弘
佐々木 淳

情報提供

クオール株式会社

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