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介護職が爪切りを実施する場合、いくつかの条件があります。また高齢者の爪は硬くもろくなっていますので、爪の切り方についても注意する点があります。 この記事では、介護職が実施できる爪切りの条件・方法をわかりやすくご紹介します。 ※記事の内容は2021年3月時点の情報をもとに作成しています。
介護の現場でよく「これって医療行為?」と判断に迷うシーンがありませんか?爪切りについても迷うことのひとつかと思います。
爪切りは「爪に異常がなく本人の容体が安定している場合に限り」、介護職にも認められている行為です。
自信をもってサービスを提供できるよう、しっかり条件を確認しておくことが大切です。
外部サイト厚生労働省「医師法第17条、歯科医師法第17条及び保健師助産師看護師法第31条の解釈について(通知)」
判断に迷う場合には必ず看護職員や医師に確認をとってから実施するようにしましょう。
実際に爪切りを実施する場合の準備するものや手順についてご説明します。
画像1つの場合(横長画像)
対面での爪きりは、ご本人とコミュニケーションをとりながら実施できるが、切る際に死角が多くなることや、普段自分の爪を切る角度とは異なる角度から切ることになるので失敗しやすい。
ご利用者の足を支えるときには足先だけを持たないように注意!
車いすのフットサポートに足をのせたまま爪を切ると、ご本人の視線も足元に行きがちになり、体重が前にかかり車いすごと転倒する可能性もあり危険です。
爪切りでは、皮膚を切ってしまったり爪を切りすぎたりしないよう注意して進めることが必要です。
高齢者の爪は硬くてもろくなっているので、入浴後、足浴後など爪が柔らかくなっているタイミングで行うのがおすすめ。
高齢者の爪は巻き爪になりやすいため、角を落とさずに四角く切るスクエアカットにする。
爪が伸びすぎると、皮膚を傷つけたり、伸びすぎた爪が折れて出血したり、爪の間に雑菌が入って不衛生な状態になったりとさまざまな問題が起きます。
また正しく爪切りを実施しないと巻き爪になったり、爪の変形の原因にもなりますので、正しいケアを身につけましょう。
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介護アンテナ編集部Kaigo Antenna Editorial Department
プロフィール
株式会社ベネッセスタイルケア運営の介護アンテナ。編集部では、ベネッセの25年以上にわたる介護のノウハウをはじめ、日々介護の現場で活躍している介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネジャー)、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの高齢者支援のスペシャリストたちの実践知や日々のお仕事に役立つ情報をお届けします!
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