公開日:2022/12/20

更新日:2022/12/22

登録者:介護アンテナ編集部

フェブリク錠20mg

しる100

このページではフェブリク錠20mg(帝人ファーマ株式会社|高尿酸血症治療薬)について、効能・効果や用法・用量、副作用などの基本情報と併せて、服薬介助のときに介護する方が理解しておきたい高齢者が気を付けるべき点などについても記載しています。

薬の使用に際してはご自身で判断することなく、必ず医師や薬剤師に相談してください。

フェブリク錠20mgの概要

主成分

フェブキソスタット

分類

内服薬│高尿酸血症治療薬

効能・効果

痛風、高尿酸血症やがん化学療法に伴う高尿酸血症に使用します。

用法・用量

痛風、高尿酸血症
通常、成人は1日10mgより開始し、1日1回服用する。その後は必要に応じて徐々に増量し、維持量として1回40mgを1日1回服用する。状態に応じて適宜増減するが、最大投与量は1日1回60mgとする。
がん化学療法に伴う高尿酸血症
通常、成人は60mgを1日1回服用する。

副作用

以下の副作用が現れることがあるので、異常が認められた場合は速やかに医師に報告または診断をうける事を推奨します。

重大な副作用

  • 肝機能障害(頻度不明):AST、ALT等の上昇を伴う肝機能障害があらわれることがある。
  • 過敏症(頻度不明):全身性皮疹、発疹などの過敏症があらわれることがある。

その他副作用

肝機能検査値異常(AST増加、ALT増加、γ-GTP増加等)、関節痛

形状・色

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薬の飲みにくさの改善に向けて、医師や薬剤師、言語聴覚士などの専門職との連携にお役立てください。

白色〜うすい黄色の円形のフィルムコーティング錠、割線入、直径約7.0mm

粉砕の可否

原則不可(治療上必要であると医師や薬剤師が判断した場合粉砕することがある)

保管方法

室温保存

医薬品コード(YJコード)

3949003F2020

その他の剤形

  • フェブリク錠10mg
  • フェブリク錠40mg

情報に誤りがあった場合、お問い合わせフォームよりご連絡をお願いいたします。

フェブリク錠20mgを服用する際の注意点

禁忌

病名禁忌

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方

併用禁忌

メルカプトプリン水和物、アザチオプリン
メルカプトプリン水和物、アザチオプリンの血中濃度が上昇する。

併用注意

ビダラビン
幻覚、振戦、神経障害等が起こりやすくなる。
ジダノシン
ジダノシンの血中濃度が上昇する可能性がある。

高齢者が特に注意すること(一般的な注意点も含む)

一般に生理機能が低下していることが多いため、状態を観察し、十分に注意しながら本剤を投与すること。

薬の併用に際しては専門家(医師、薬剤師)による判断が必要です。決して自己判断で薬の併用や併用中止を行わず、必ず掛かりつけの医師や薬剤にご相談ください。

ご利用に際しての注意点

このページでは、医療用医薬品添付文書をもとに高齢者とその介護者向けに編纂した内容を掲載しています(小幼児・妊婦向けの内容を除く)。正確な情報に努めておりますが、常に最新であるとは限らず、また内容を完全に保証するものではありません。薬の使用に際しては、ご自身で判断せず、医師や薬剤師などの専門家にご相談ください。当サイトによって生じた損害について、その賠償の責任を一切負わないものとします。

監修

秋下 雅弘
佐々木 淳

情報提供

クオール株式会社

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