公開日:2022/12/20

更新日:2022/12/22

登録者:介護アンテナ編集部

リンデロン-VG軟膏0.12%

しる100

このページではリンデロン-VG軟膏0.12%(シオノギファーマ株式会社|皮膚科用剤)について、効能・効果や用法・用量、副作用などの基本情報と併せて、服薬介助のときに介護する方が理解しておきたい高齢者が気を付けるべき点などについても記載しています。

薬の使用に際してはご自身で判断することなく、必ず医師や薬剤師に相談してください。

リンデロン-VG軟膏0.12%の概要

主成分

ベタメタゾン吉草酸エステル、ゲンタマイシン硫酸塩

分類

外用薬│皮膚科用剤

効能・効果

ゲンタマイシン感性菌に有効であり、湿潤、びらん、結痂を伴うか、二次感染を併発している湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、脂漏性皮膚炎を含む)、乾癬、掌蹠膿疱症や外傷・熱傷及び手術創等の二次感染に使用します。

用法・用量

通常、1日1〜数回適量を塗布する。

副作用

以下の副作用が現れることがあるので、異常が認められた場合は速やかに医師に報告または診断をうける事を推奨します。

重大な副作用

  • 眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障(いずれも頻度不明):眼瞼皮膚への使用に際しては眼圧亢進、緑内障を起こすことがある。大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法により、緑内障、後嚢白内障等があらわれることがある。

その他副作用

魚鱗癬様皮膚変化

形状・色

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薬の飲みにくさの改善に向けて、医師や薬剤師、言語聴覚士などの専門職との連携にお役立てください。

白色〜微黄色の半透明のなめらかな半固体、軟膏

保管方法

遮光・気密容器・室温保存

医薬品コード(YJコード)

2647709M1102

その他の剤形

  • リンデロンーVGクリーム0.12%
  • リンデロンーVGローション

情報に誤りがあった場合、お問い合わせフォームよりご連絡をお願いいたします。

リンデロン-VG軟膏0.12%を服用する際の注意点

禁忌

病名禁忌

  • ゲンタマイシン耐性菌または非感性菌による皮膚感染のある方:皮膚感染が増悪する恐れがある。
  • 真菌・スピロヘータ・ウイルス皮膚感染症及び動物性皮膚疾患の方(疥癬、けじらみ等):これらの疾患が増悪する恐れがある。
  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
  • 鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎の方:穿孔部位の治癒の遅延及び感染の恐れがある。
  • 潰瘍(ベーチェット病は除く)、第2度深在性以上の熱傷・凍傷のある方:皮膚の再生が抑制され、治癒が遅延する恐れがある。
  • ストレプトマイシン、カナマイシン、ゲンタマイシン、フラジオマイシン等のアミノグリコシド系抗生物質またはバシトラシンに対し過敏症の既往歴のある方

高齢者が特に注意すること(一般的な注意点も含む)

一般に高齢者では副作用があらわれやすいので、大量又は長期にわたる広範囲の密封法(ODT)等の使用に際しては特に注意すること。

薬の併用に際しては専門家(医師、薬剤師)による判断が必要です。決して自己判断で薬の併用や併用中止を行わず、必ず掛かりつけの医師や薬剤にご相談ください。

気になる症状・状態から探す

ご利用に際しての注意点

このページでは、医療用医薬品添付文書をもとに高齢者とその介護者向けに編纂した内容を掲載しています(小幼児・妊婦向けの内容を除く)。正確な情報に努めておりますが、常に最新であるとは限らず、また内容を完全に保証するものではありません。薬の使用に際しては、ご自身で判断せず、医師や薬剤師などの専門家にご相談ください。当サイトによって生じた損害について、その賠償の責任を一切負わないものとします。

監修

秋下 雅弘
佐々木 淳

情報提供

クオール株式会社

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