公開日:2019/08/19

更新日:2019/09/19

介護における記録の目的と必要性

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介護保険サービスにおいてサービス提供記録は必ず行わなければいけないことです。その記録をどう行うのか、目的や意味をしっかり理解して取り組むことで、ご利用者のより良い生活に繋がります。 この記事では介護における記録の目的と必要性についてわかりやすく解説します。

介護における記録の目的と必要性

介護に関する記録の目的

介護の現場では、記録を残すことが法律で義務付けられています。また、記録は関係機関やご利用者・ご家族の閲覧されるものです。

法律で定められているから必要なのではなく、記録することに意味があります。ご利用者の状況・状態を知り、今後に生かせる資料作りを心がけましょう。

1. 介護保険制度では、「サービスの提供の記録」が義務

介護保険制度では、「サービスの提供の記録」が義務付けられています。

介護内容を適切に記述することは、サービス提供者の仕事内容の証となり、法的な証拠書類としてスタッフ⼀人ひとりの介護⾏為を証明するものとなります。

2. 職員間の連携をするための記録

記録は、他職種も含めスタッフ間で共有される情報です。口頭での申し送りだけでなく、文字に残すことで職員間の情報伝達をより確実なものにします。

3. ご利用者の状況に応じた介護サービスを検討する際の重要な基礎資料

サービスを提供した時には、単にスタッフが行った行為や動作のみ(「トイレ介助を行う」「食事介助を行う」等)の記録では、ご利用者の様子が見えてきません。

その時のご利用者の言動や表情が書かれていることで、「その方らしい生活」を考えることができます。

また記録内容から、事故やけがの発生の傾向を分析し、事故を未然に防ぐための対策を立てることもできます。

記録に書かれている、ご利用者お一人おひとりの状態の変化や介護の内容、生活状況などは、ご利用者の「その方らしい生活」を大切にしたサービスを検討する際の重要な資料となります。

4. サービス提供者の仕事内容の証

介護内容を適切に記述することは、法的な証拠書類としてスタッフ一人ひとりの介護行為を証明するものとなります。

5. ご利用者・ご家族とスタッフのコミュニケーションを深める

ご利用者の日常生活の様子を記録に残すことで、ご家族に必要な情報や日々のご様子をお伝えすることができます。記録は、ご利用者やご家族とスタッフのコミュニケーションを深めるためにも大切なものとなります。

サービスの記録は重要なコミュニケーションツールです

サービスを記録することはご利用者・ご家族・職員間において重要なコミュニケーションツールとなります。

記録を目的にするのではなく、誰がいつ閲覧をしてもご利用者の状況が把握できるよう、読み手に分かりやすくすることを意識した記録を心がけましょう。

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