公開日:2024/03/06
更新日:2024/03/06
登録者:介護アンテナ編集部
本記事では東京都内の車椅子で行ける桜の名所について、ご紹介いたします。見ごろの時期や車椅子で行く際の注意ポイントなども一緒にご紹介していますので、ぜひお出かけの際の参考にしてみてください。
寒い冬も終わり少しずつ暖かい日が増え、春を感じ始めるこの季節。桜の開花も今か今かと待ち遠しくなってきますね!東京には桜が綺麗な名所がたくさんあります。そこで今回は東京でお花見におすすめな桜の名所を5つ紹介します。
東京一のお花見スポットと言っても過言ではない上野恩賜公園。例年、お花見の時期になれば連日ニュースが流れるほど多くの人が集まります。メインのさくら通りを中心に、ソメイヨシノをはじめとした約50種・約1,200本の桜が園内を彩ります。
不忍池や清水観音堂でも桜は見ることができますが、車椅子の方がいらっしゃる場合はフラットで広々としたさくら通りでのお花見がおすすめです。正岡子規記念球場の近くには多目的トイレが2ヶ所設置されているので、周辺で場所取りをするとトイレの心配もいりません。
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高さ約15メートル、幅約20メートルある巨大なしだれ桜は六義園のシンボル的な存在といえます。また21時までライトアップし夜桜が楽しめる、「しだれ桜と大名庭園のライトアップ」は春の風物詩として多くの人に愛されています。
園内は車椅子での走行が困難な場所があるものの、公式サイトには車椅子通行可ルートが紹介されているので、こちらを参考にするとスムーズに園内を周遊することができます。
また、園内には「さくら茶屋」や「抹茶茶屋」といったお店があり、軽食や和菓子セットをいただけるので、楽しい春の散策をすることができる庭園です。
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約1,000本65種の桜が植えられている新宿御苑は、開花時期の異なる桜が多いことから長い期間にわたり桜を楽しむことができるのが魅力です。主に2月中旬には早咲きのカンザクラ、3月下旬頃にソメイヨシノ、4月上旬にはイチヨウやカンザンなどの八重桜が見ごろを迎えます。
園内はフラットなエリアが多く、多目的トイレや飲食スペース、売店も多数あるため車椅子の方も存分に楽しむことができるお花見スポットです。
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公園全体で約500本、池の周囲には約200本の桜が咲き誇る井の頭恩賜公園は「さくらの名所100選」にも選ばれているほどの名所です。特に七井橋から眺める満開時の景色と、水面に浮かぶ散った桜の花びらの景色は絶景で一見の価値ありです。
園内は傾斜や段差などがあるため車椅子の方にはやや移動が大変なエリアがありますが、公式サイトでバリアフリールートが紹介されているので、あらかじめ確認しておくとストレスフリーで桜を楽しむことができます。
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ソメイヨシノを中心に約500本の桜が植えられている靖国神社には、開花の時期に毎年多くの参拝客と花見客が訪れます。
桜の開花時期には都内最古といわれる能楽堂「奉納夜桜能」や、総勢100人を超える力士による「奉納大相撲」などが催され、外苑には露店も出店するのでお祭り気分が味わえます。
境内はフラットで参道には石が敷き詰められているので、車椅子の方でも存分に桜を楽しむことができるお花見スポットです。
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いかがでしたか?お花見スポットとして有名な名所をバリアフリーの観点でも紹介しました。
春の陽気になると気分も自然とウキウキしてきますよね。東京にはお花見スポット・桜の名所がたくさんあります!
ぜひこちらのページを参考にして、今年の桜を存分に楽しんでください。
介護アンテナ編集部Kaigo Antenna Editorial Department
プロフィール
株式会社ベネッセスタイルケア運営の介護アンテナ。編集部では、ベネッセの25年以上にわたる介護のノウハウをはじめ、日々介護の現場で活躍している介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネジャー)、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの高齢者支援のスペシャリストたちの実践知や日々のお仕事に役立つ情報をお届けします!
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