公開日:2020/02/11

更新日:2021/03/15

お出かけ

2020年3月バリアフリーな美術館・博物館のおすすめ企画展(東京都内)

介護アンテナが独自取材を行った車椅子の方も楽しめるバリアフリー対応の美術館で、2020年3月に開催される企画展をご紹介します。東京都内での外出先に迷った際はぜひ参考にしてみてください!

2020年3月バリアフリーな美術館・博物館のおすすめ企画展(東京都内)

2020年3月に東京で開催されているおすすめ企画展5選!

日本銀行貨幣博物館

2020年3月バリアフリーな美術館・博物館のおすすめ企画展(東京都内)

春爛漫!桜咲く錦絵 ―日本橋・江戸桜通りへようこそー 2020

【会期】2020年3月10日(火)~4月12日(日)

日本銀行貨幣博物館の前の通りは「江戸桜通り」といい、日本銀行をはじめ、日本橋三越本店や三井本館など情緒ある石造りの建造物が立ち並ぶ通りです。その名の通り、桜並木となっており、毎年見事な桜が咲きます。

その桜の時期に合わせて開催される本テーマ展は桜にまつわる明治期の錦絵(木版多色刷りの浮世絵)が展示されます。さらに、桜が描かれた日本の歴代の貨幣もあわせて見ることができます。

近くにはコレド室町などの商業施設も多くありますので、散策が楽しいエリアです。桜の時期に訪れてみてはいかがでしょうか。

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国立科学博物館

2020年3月バリアフリーな美術館・博物館のおすすめ企画展(東京都内)

特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」

【会期】2020年3月14日(土)~6月14日(日)

近年、健康志向が世界的に高まっており、2013年にユネスコ無形文化遺産登録されたこともあり、和食への関心が高まっています。本特別展はその和食にスポットをあて、さまざまな角度から、さまざまな手法で和食の魅力を紹介します。

見どころは日本の自然が生み出した多様な和食食材を250点以上の実物標本や模型、映像などで見られる展示『体感!「和食食材図鑑」』、時代によって柔軟に変化してきた和食の歴史、未来の和食、繊細な技法や式の表現などもりだくさんです。

何気なく口にしている和食を今までにない視点で知ることができる貴重な機会になるのではないでしょうか。3か月と会期も長めなので、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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東京都庭園美術館

2020年3月バリアフリーな美術館・博物館のおすすめ企画展(東京都内)

北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック
アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美

【会期】2020年2月1日(土)~4月7日(火)

オリンピック・パラリンピック開催都市東京が展開する、2020年を盛り上げる文化の祭典「Tokyo Tokyo FESTIVAL」の一つとして実施される展覧会。

加工や量産に適していることから、19世紀末頃より日常生活に急速に普及したガラス。そのガラスを用いた芸術性と実用性の高い作品で、新時代を築いたガラス工芸家ルネ・ラリック。本展は彼の全容を紹介する展覧会となっています。

北澤美術館所蔵のルネ・ラリック作品の中から名品約220点と、朝香宮家が所蔵していたラリック作品や、昭和天皇がパリから持ち帰った花瓶なども併せて「アール・デコの館」旧朝香宮邸を舞台に紹介します。

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根津美術館

2020年3月バリアフリーな美術館・博物館のおすすめ企画展(東京都内)

特別展 虎屋のおひなさま

【会期】2020年2月22日(土)~3月29日(日)

江戸時代から日本の年中行事として行われるようになったひな祭り。本特別展では老舗和菓子屋である「虎屋」所蔵のひな人形を始めとした雛道具を展示します。

虎屋の14代店主・黒川光景が娘のために蒐集した雛道具は、品格漂う京雛や江戸時代の贅の一つに数えられた上野池之端の七澤屋製雛道具など多岐にわたり、小さいながらも細部まで美しく施された細工を間近に見ることができます。

本展は2006年、2012年に続き3回目となりますが、初お目見えの作品や根津美術館所蔵の婚礼丁度などもあり、見逃せない内容となっています。ひな祭りを楽しむ機会としておすすめの特別展です。

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東京都写真美術館

2020年3月バリアフリーな美術館・博物館のおすすめ企画展(東京都内)

日本初期写真史 関東編

【会期】2020年3月3日(火)~5月24日(日)

東京都写真美術館では、日本の写真技術初期を各地域ごとに紹介する展覧会を行っており、本展は関東編となっています。幕末・明治の関東における写真文化を高橋則英氏(日本大学藝術学部写真学科教授)の指導のもと、わかりやすく解説しています。

当日の貴重なオリジナルプリントやネガ原版などから、幕末の開港と共に日本に普及し、明治時代に日常生活に浸透していった写真文化を知ることができます。さらに写真機材や道具などの資料の展示もあり、さまざまな角度から写真文化を理解する機会となります。

当日の関東地方の生活の様子なども写真から読み取れるため、写真文化だけではなく、幕末・明治時代に興味がある方にもおすすめです。

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3月も注目の企画展が目白押し!

介護アンテナ編集部おすすめの企画展5選を紹介しましたが、興味のある企画展はありましたか?

今回ご紹介した企画展以外にも車椅子で楽しめる企画展は多数開催されていますので是非探してみてください。

注目の企画展が多い3月は美術館に足を運び、まもなくやってくる春を楽しみに待ちましょう!

著者プロフィール

介護アンテナ編集部Kaigo Antenna Editorial Department

プロフィール
株式会社ベネッセスタイルケア運営の介護アンテナ。編集部では、ベネッセの25年以上にわたる介護のノウハウをはじめ、日々介護の現場で活躍している介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネジャー)、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの高齢者支援のスペシャリストたちの実践知や日々のお仕事に役立つ情報をお届けします!

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