公開日:2020/01/16

更新日:2021/03/18

お出かけ

2020年2月バリアフリーな美術館・博物館のおすすめ企画展(東京都内)

介護アンテナが独自取材を行った車椅子の方も楽しめるバリアフリー対応の美術館で、2020年2月に開催される企画展をご紹介します。東京都内での外出先に迷った際はぜひ参考にしてみてください!

2020年2月バリアフリーな美術館・博物館のおすすめ企画展(東京都内)

2020年2月に東京で開催されているおすすめ企画展5選!

国立新美術館

2020年2月バリアフリーな美術館・博物館のおすすめ企画展(東京都内)

提供:©国立新美術館   

日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念
ブダペスト国立西洋美術館 & ハンガリー・ナショナル・ギャラリー所蔵
ブダペスト―ヨーロッパとハンガリーの美術400年

【会期】2019年12月4日(水)~2020年3月16日(月)

本企画展はハンガリー美術を中心に世界各国の貴重な美術品を収蔵するブダペスト国立西洋美術館とハンガリー・ナショナル・ギャラリーのコレクション展です。

日本では1994年に開催されて以来、久しく開催されていなかった両館のコレクション展ですが、日本とハンガリーの外交関係樹立150周年を記念して約25年ぶりに開催されることになりました。

本展の開催にあたり16世紀から20世紀初頭に至るまでの約400年の間に誕生した西洋美術の名品を選りすぐり、厳選された130点が一挙に来日します。

ルノワール、モネなどの巨匠の作品が多数展示されると同時に、日本ではあまり目にする機会のないハンガリー近代絵画の名作が35点も出品され、こちらも大きな見どころとなっています。

ブダペストから来日する西洋美術の名品を間近で鑑賞することができる貴重な機会となりますので、ぜひ足をお運びになってみてはいかがでしょうか。

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東京都美術館

2020年2月バリアフリーな美術館・博物館のおすすめ企画展(東京都内)

ハマスホイとデンマーク絵画

【会期】2020年1月21日(火)~2020年3月26日(木)

"北欧のフェルメール"とも呼ばれるデンマークの画家、ヴィルヘルム・ハマスホイの残した作品40点を中心にデンマークの絵画が展示される企画展です。

生前はデンマークを代表する画家として名声を得たものの、没後は急速に世間から忘れ去られてしまったハマスホイ。しかし近年、ハマスホイの評価は世界的に高まりを見せ始め、欧米の美術館が続々と彼の作品をコレクションに加えています。

本展では日本初公開のものを含め、ハマスホイ作品約40点が日本に集結します。加えて、日本初の本格的なデンマークの絵画展という面もあり、デンマーク絵画の魅力を楽しみつつ、ハマスホイの才能の特異性を感じることができる企画展となっております。

デンマーク絵画に触れることでデンマーク人が大切にしている価値観"ヒュゲ(「心地よい雰囲気」の意)"を感じることができるのではないでしょうか。

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東京国立博物館

2020年2月バリアフリーな美術館・博物館のおすすめ企画展(東京都内)

日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」

【会期】2020年1月5日(日)~2020年2月9日(日)

本展は『日本書記』の成立から1300年を迎えることを記念して開催される企画展です。

『日本書記』の冒頭に記された神話では出雲の地、大和の地について語られています。出雲では出雲大社に鎮座するオオクニヌシが祭祀の世界を、大和の地では天皇が政治の世界を司るとされ、出雲と大和それぞれが重要な役を担う地とされていました。

2020年は『日本書紀』が編纂された養老4年(720年)から数えて1300年という区切りの年にあたります。これを記念して『日本書記』で重要な地として語られた出雲と大和の名品を展示し、それらを通して古代日本がどのように成立したのか、また、どのような性質であったのかについて迫る企画展となっています。

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東京都江戸東京博物館

2020年2月バリアフリーな美術館・博物館のおすすめ企画展(東京都内)

特別展「江戸ものづくり列伝-ニッポンの美は職人の技と心に宿る-」

【会期】2020年2月8日(土)~2020年4月5日(日)

ものづくりをテーマに、江戸東京で活躍した5人の名工を取り上げ、日本の伝統美術と日本人の暮らしを紹介していく企画展です。

全6章で構成され、章ごとに特定の名工・名品に焦点があてられます。それぞれの章でピックアップされる5人の名工は皆それぞれの分野で卓越した技術と高い美的感覚を持ちあわせ、作り上げた品々で日本人の暮らしに彩を与えてきました。

本展は日本では初公開となる展示品も含めた江戸東京博物館所蔵のコレクションを中心に展示し、日本が世界に誇るものづくりの力の源泉を見つめます。

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すみだ北斎美術館

2020年2月バリアフリーな美術館・博物館のおすすめ企画展(東京都内)

北斎師弟対決!

【会期】2020年2月4日(火)~2020年4月5日(日)

すみだ北斎美術館が保管する数多くの所蔵品の中から北斎とその弟子の作品を厳選し、師弟が同じテーマで描いた作品を比較しつつ、その特徴を紹介していく企画展です。

葛飾北斎は自身が優れた浮世絵師であるだけではなく、師匠として多くの弟子を抱え、彼らの能力を引き出すことで多くの名手を世に送り出してきました。弟子の数は孫弟子も含めると200人にも及んだそうです。

本展では、北斎と弟子の作品を比較して見ていくことで、それぞれの画風や、影響関係を深堀りしていきます。弟子と比較することで改めて見えてくる北斎の魅力、北斎に隠れていた弟子の作品の魅力など、新たな魅力を発見できる機会となるかもしれません。

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2月は注目の企画展が目白押し!

介護アンテナ編集部おすすめの企画展5選を紹介しましたが、興味のある企画展はありましたか?

今回ご紹介した企画展以外にも車椅子で楽しめる企画展は多数開催されていますのでぜひ探してみてください。

注目の企画展が多い2月は美術館に足を運び、まもなくやってくる春を楽しみに待ちましょう!

著者プロフィール

介護アンテナ編集部Kaigo Antenna Editorial Department

プロフィール
株式会社ベネッセスタイルケア運営の介護アンテナ。編集部では、ベネッセの25年以上にわたる介護のノウハウをはじめ、日々介護の現場で活躍している介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネジャー)、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの高齢者支援のスペシャリストたちの実践知や日々のお仕事に役立つ情報をお届けします!

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