この記事では、車いすからベッドに移乗後、端座位(ベッドに腰かけた姿勢)から仰臥位(仰向けで寝た姿勢)になるための介助方法をご紹介しています。
ベッドの高さは車いすからベッドへ移乗したときのまま(車いすの高さくらい)、変えずに行います。
ご本人は少し前傾となり、そのまま横に身体を倒していき、膝が浮いたら膝裏に手を入れて身体を横に倒していきます。
介助者は最後まで支えながら完全に仰臥位にします。
端座位から仰臥位への介助では、完全に仰臥位になるまでしっかり支え続けることを意識してお手伝いをしましょう。
ご本人の自然な身体の動きにそった介助で、安心安楽な生活をお手伝いできるようになりましょう。
※記事の内容は2021年3月時点の情報をもとに作成しています。
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介護アンテナ編集部Kaigo Antenna Editorial Department
プロフィール
株式会社ベネッセスタイルケア運営の介護アンテナ。編集部では、ベネッセの25年以上にわたる介護のノウハウをはじめ、日々介護の現場で活躍している介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネジャー)、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの高齢者支援のスペシャリストたちの実践知や日々のお仕事に役立つ情報をお届けします!
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