国立ハンセン病資料館(東京都東村山市)のバリアフリー情報ページです。経路の状態や車椅子の方でも使えるトイレがあるかなど、介護が必要な方やその介助者の方に役立つ情報をご紹介しています。
山吹舎ジオラマ:全生病院(現多磨全生園)に建てられた山吹舎の一室がジオラマで再現されており、当時の暮らしを知ることができる。
1993年に開館した「高松宮記念ハンセン病資料館」から2007年に国立ハンセン病資料館として再開館された。
2階企画展示室では年に2回、さまざまな企画の展示が開かれている。
展示室1では日本のハンセン病の歴史や、政策についての展示がされている。通路も広く車椅子でもゆっくりと観覧することができる。
展示室2では療養所での暮らしについて展示されている。当時の療養所を再現しているため、入口付近の床は少し凸凹しているので車椅子での走行の際には注意が必要。
国立ハンセン病資料館は、国立療養所多磨全生園の入所者らが1993年に開設した高松宮記念ハンセン病資料館を前身とし、「らい予防法」違憲国賠訴訟での原告勝訴を経て2007年に国立ハンセン病資料館としてリニューアルオープンした。
ハンセン病問題に対する正しい知識の普及による偏見や差別の解消、および患者・回復者とその家族の名誉回復を図ることを目的としている。常設展示は、展示室1「歴史展示」、展示室2「癩療養所」、展示室3「生き抜いた証」に分かれている。
「歴史展示」では、ハンセン病についての基本的な解説と、日本のハンセン病問題の歴史について政策を中心に紹介されており、「癩療養所」では、化学療法が登場する前の療養所内の隔離された生活の様子が紹介されている。
展示されている多くの生活資料や患者の労働に用いられた道具は、実際に使用されていたもので、療養所内の生活がいかに苛酷であったかをうかがい知ることができる。
「生き抜いた証」には患者、回復者による名誉回復の運動や裁判に関する資料、ならびに過酷な人生を生き抜いた証としての作品などが展示されている。また、国内外の64人の患者・回復者等の証言がそれぞれ30分程度の映像で紹介されている証言コーナーもある。
そのほかにも、ハンセン病問題に関する図書の閲覧・貸出をする図書室や、さまざまなテーマで特集展示が開かれる企画展示室もある。また、講演会や各種イベントを行う映像ホールも備えている。
館内はバリアフリーとなっており、車椅子の方でもゆっくりと見学できるようになっている。受付ではハンセン病に関する冊子を希望者に無料で配布しているのでぜひ持ち帰って知識を深めていただきたい。
国による隔離政策と差別や偏見のもと苛酷な生活を患者・回復者とその家族に強いてきた悲しい歴史を繰り返さないように、正しい知識を得るためにも、ここ「国立ハンセン病資料館」にぜひ多くの方に訪れていただきたい。
※介護アンテナ編集部調べ 2021/04/20 時点
道がフラット
ほぼ全てのエリアで車椅子での走行が可能
トイレが便利
車椅子で利用可能なトイレが複数ある
雨でも楽しい
ほぼ全てのエリアが屋内であり、雨天時も問題なく楽しめる
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東京都港区六本木7-22-2
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東京都江戸川区臨海町6-2-3
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