元離宮二条城(京都府京都市)のバリアフリー情報ページです。経路の状態や車椅子の方でも使えるトイレがあるかなど、介護が必要な方やその介助者の方に役立つ情報をご紹介しています。
「二の丸御殿」大広間は、将軍が大名と会見する様子を再現した展示がある。写真提供:元離宮二条城事務所
二条城の正面にあたる重要文化財の「東大手門」は、白く美しい漆喰の門構えで来城者を迎えてくれる。
重要文化財の「唐門」は二の丸御殿の正門。聖域を守る唐獅子や長寿を意味する松竹梅など数多くの彫刻が施されている。
国宝「二の丸御殿」は、6棟の建物に33部屋あり、内部は狩野派が手掛けた3,600面を超える障壁画で飾られている。車椅子利用の方でも観覧可能となっている。
早春ににぎわいを見せる梅林への通りは砂利敷となっているため、車椅子での走行は注意が必要。
二条城は1603年、徳川家康が天皇の住む京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所とするため築城した。1884年皇室の別邸「二条離宮」となり、その後宮内省から京都市へ下賜され、現在は「元離宮二条城」と呼ばれている。江戸幕府15代将軍慶喜が「大政奉還」の意思を表明した「二の丸御殿」は、日本人の誰もが歴史の学習で一度は耳にしたことのある名所の一つであり、現在でも多くの修学旅行生が歴史の学習の一端として訪れている。
1994年にユネスコ世界遺産に認定された二条城は、将軍の威厳を示す障壁画などで彩られた33室の部屋を有する国宝「二の丸御殿」、その障壁画の原画が年4回,計240日間公開展示される「展示収蔵館」は必見と言える。また、絢爛豪華な「唐門」や二条城の正門にあたり1662年頃の建築とされる現在の「東大手門」などの重要文化財は、約400年経った今でも当時の姿のまま間近に見ることができる。
多くの文化財の建造物の他にも、特別名勝指定の「二の丸庭園」や、「本丸庭園」「清流園」など四季を感じることもでき趣向の違う3庭園など、文化遺産と自然の景観を合わせた日本らしい趣のある城郭をゆっくりと散策するのもおすすめ。
城内は一部を除き多くの場所が砂利敷となっており、介助者がいれば車椅子でも走行可能だが、一部砂利が深い箇所もあるため注意は必要。バッテリー付きの電動アシスト車椅子を無料で貸し出しているので、必要に応じて借りても良いだろう。「二の丸御殿」では屋内用の車椅子が用意されている。唯一「本丸御殿」「本丸庭園」へ向かう際、東橋部分には段差と階段があるため、車椅子利用の方が段差無く通行するためには内堀の南北にある道を迂回する必要がある。
日本の歴史が大きく動いた場所「元離宮二条城」は、学生時代に学んだ思いも甦るだけでなく、新しい楽しみや興味も湧くおすすめのスポットと言える。
※介護アンテナ編集部調べ 2021/11/01 時点
道がフラット
一部のエリアを除き車椅子での走行が可能
トイレが便利
車椅子で利用可能なトイレが複数ある
雨でも楽しい
ほぼ屋外エリアだが、一部雨天時でも楽しめる屋内エリアがある
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