総本山 仁和寺(京都府京都市)のバリアフリー情報ページです。経路の状態や車椅子の方でも使えるトイレがあるかなど、介護が必要な方やその介助者の方に役立つ情報をご紹介しています。
御室桜と国宝、文化財に囲まれた穏やかな時間を過ごすことのできる「仁和寺」
先帝光孝天皇の意思を継ぎ、第59代宇多天皇が888年に完成させた。先帝光孝天皇の遺志を継がれた第59代宇多天皇が888年に完成し、元号の「仁和」に合わせ「仁和寺」と命名されたことを起源とした寺院で、代々皇室出身者が住職を務めてきたことでも知られている。
1867年には皇室出身者が住職を務める歴史は終えたが、昭和時代に入り仁和寺は真言宗御室派の総本山となり、その後ユネスコ世界遺産にも登録された古都京都の歴史ある寺院の一つといえる。
境内には多くの文化財指定の建築物があるが、まず目を引くのは道路に面した玄関口「二王門」だろう。「南禅寺」「知恩院」の大門と並び『京都三大門』とも呼ばれている。
その他にも、薄いピンク色が特徴的な「中門」、江戸時代初期の創建「五重塔」、朱塗りの外観が美しい「鐘楼」などの重要文化財が立ち並び、境内奥には国宝「金堂」と見どころは尽きない。将棋の対局も行われる書院や庭園を望める本殿は階段で入ることにはなるが、タイヤを拭いて上がれば、中の段差にはスロープも設置されているため車椅子のまま回ることができるようになっている。
建築物以外でも、仏画などの貴重な収蔵品の数々の一部は、「霊宝館」にて展示されているので、参拝の際にはぜひ足を運んでいただきたい。
また、毎年満開時にはソメイヨシノや、江戸時代の頃から親しまれている「御室桜」を観賞することができる。
境内の多くは砂利敷の通路ではあるものの、階段を迂回できる坂路は用意されている。ただし各所に凹凸も散見されるため、車椅子利用の方などは十分に注意が必要といえる。境内の中でも「金堂」や「御影堂」などのある場所まで行くと石畳の通路もあるため車椅子でも通行しやすいようになっている。
また、公式サイト内には境内マップの「ユニバーサル版」も用意されており、注意喚起や路面状況などの情報についてもマップ上に記載されているので、そちらも合わせて確認するのが良いだろう。
季節を感じながら壮大な建築物と歴史を愛でることのできる「仁和寺」は、雑踏や喧騒から離れ落ち着いた空気感を味わえる寺院となっている。












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