旧新橋停車場鉄道歴史展示室のスポット施設詳細

汐留の高層ビルに囲まれ、過去と現在のコントラストを楽しめる「旧新橋停車場 鉄道歴史展示室」

日本で初めての鉄道ターミナルとして開業した「新橋停車場」の駅舎を、当時と同じ位置に同じ外観で再現した「旧新橋停車場」。再開発にあたって行われた発掘調査で駅舎やプラットホームの遺構が発掘されており、建物の内部はそれらの出土資料や鉄道の発展の歴史などを紹介する「鉄道歴史展示室」となっている。

本施設は高層ビル群の中に位置し、その外観からは開業当時（1872年）の建物と、周辺にある近代的な建物とのコントラストを楽しむことができる。また、正面入り口の裏には当時のプラットホームやレールが再建されている。「鉄道歴史展示室」では、日本の鉄道発祥の地である汐留の歴史や鉄道にまつわる常設展示や企画展示を無料で鑑賞することができる。

バリアフリー面を見てみると、1階の正面入口は階段となっているため注意が必要である。施設右側にある「ビヤダイニング銀座ライオン汐留店」の入口にスロープがあるので、車椅子の場合はこちらを利用するとよい。ただし本施設よりも営業開始時間が遅いため、「ビヤダイニング銀座ライオン汐留店」の営業時間前に入口を利用したい場合は、事前に本施設に連絡するか、当日受付に伝える必要がある。※店舗休業日はスロープも利用できないため注意

また、1階には受付と常設展示があるが、常設展示は受付のある場所から階段で降りなければならないため、車椅子での移動は難しい。一方で2階にある企画展示へはエレベーターで移動することができる。

本施設は無料で気軽に利用できるので、歴史や鉄道が好きな方はもちろん、パナソニック汐留美術館や浜離宮恩賜庭園などの周辺施設と併せて散策したいという方にもおすすめのスポットである。