公開日:2020/02/16
更新日:2021/03/18
登録者:介護アンテナ編集部
車椅子で行ける関東(埼玉県)のグリコピア・イースト「ポッキー・プリッツの工場見学ツアー」をご紹介します!無料の見学ツアーの予約方法・当日の流れ・バリアフリー対応状況などわかりやすくお伝えします。
ブログや口コミで人気のグリコピア・イーストのポッキー・プリッツ工場見学ツアーに介護アンテナ編集部が参加してきました!バリアフリー対応状況なども含めてレポートしますので是非お出かけの参考になさってください♪
本記事は2019年12月時点での情報です。変更となる場合があります。
ポッキー・プリッツ工場見学ツアーは約70分のコースで1日4回(9:30~/11:00~/12:30~/14:00~)行われています。ツアーには無料で参加ができます。(有料オプションもあり)※完全予約制
工場見学ツアーは完全予約制となっており、公式サイト、もしくは電話で予約が可能です。予約状況はサイトで確認することができます。
公式サイトグリコピア・イースト
土日は満席のことが多いですが、平日であれば直近の日程でも空いていることもあります。
北本駅はエレベーターが設置されており、車椅子の方も問題なく利用可能です。北本駅からはバスもしくはタクシーとなります。バスは北本駅東口循環【グリコ工場先回り】(系統番号:15)へ乗車し、「グリコ工場前」下車。あまり本数が多くないため、事前チェックをおすすめします。
車の方は圏央道(首都圏中央連絡自動車道) 桶川加納ICより車で約10分。駐車場利用は工場見学の方は無料で、優先駐車場もあり。
工場に到着するとアテンダントの方が「カレッジホール」に案内してくれます。まずはこちらで見学に際しての注意事項について説明を聞いたのち、グリコの歴史やチョコレートができるまでの流れを映像で見ます。
グリコの創業から大切にしてきたことや、社名・身近な商品名の由来なども知ることができ、おとなも十分楽しめる内容です。
1931年(昭和6年)東京を中心に置かれていた「発声映写装置つき自動販売機」はお金を入れると映画が始まり、映画が終わった後にグリコが商品取り出し口に落ちてくるという当時としては大変画期的な販売機です。
実際にアテンダントの方が当時のお金をいれて商品を購入する流れを実演してくださいます。再度お金をいれると映画の続きが見られるなどユーモアにあふれたサービスにびっくり!
ご高齢の方などは実際に当時この販売機でグリコを買ったという経験がある方もいらっしゃるかもしれませんね。
社名にもなっている栄養菓子グリコの歴代のおもちゃが展示されています。約1,500点ものおもちゃが時代ごとに展示されており、貴重な初期から最新のものまでを見ることができます。
最初はカードからはじまったおもちゃが、現在のスマホアプリと連動したおもちゃになるまでの変遷がわかります。使われる素材やデザインの変化が興味深かったです!
そのほかにも「フォトスタジオゾーン」では大きなポッキー・プリッツの箱や、グリコといえばこれ!なゴールインマークと記念撮影ができます。また世界中のGlicoグループを紹介する「カンパニーゾーン」もあり、見どころ盛りだくさんなミュージアムです。
※ゴールインマークと同じポーズで記念撮影!な介護アンテナ編集部スタッフ
そしてお楽しみの工場見学へ!見学できるエリアは3階と6階で、最初に見る3階はポッキーを製造しているエリアです。ガラスで隔たれていますが、チョコレートの甘い香りがします。
工場の構造上、ポッキーはできあがりから遡って見学していくことになるのですが、お馴染みのポッキーがベルトコンベアに乗って次々と運ばれていくさまが面白いです。
グリコピア・イーストではポッキーが1日に約7万箱、プリッツは約5.5万箱作られています。約500名の従業員の方が24時間、3交代で勤務されているそう。
こちらはポッキーにくっつきや割れがないか人の目でチェックしているエリア。手袋も体温が伝わりにくいものを使用されているそうです。工場内も一定の温度に保たれており、商品へのこだわりが伺えます。
こちらはポッキーのビスケット部分にチョコ付けをしているエリア。ポッキーのチョコの付け方は社外秘ということで、CGの映像で紹介されています。
社内でも知っている人が限られているほどのトップシークレットということです。気になりますね!
小窓を覗き込んで映像を見ることになりますが、高さが2種類あるので、お子さんや車椅子の方でも問題なく見られるようになっています。
エレベーターで移動し、6階へ。6階はプリッツとポッキーのビスケット部分を製造しているエリアです。
これがプリッツの生地!このとき作っていたのはトマト味のプリッツだったため、若干赤みのある生地です。すごい量なので、迫力ある場面が見られました。
プリッツの生地が棒状になり、約45mのオーブンで焼かれます。場所ごとに適切な温度になっており、入口のほうは高温で出口に向かうまでにだんだん温度が下がっていくのだそう。
こちらが焼きあがった後です。
プリッツは焼いた後にカットすると欠けてしまうので、焼く前に生地に小さな切れ込みを作っておいて、焼きあがった後に自重で自然に折れるようにしているそうです。
こんなエピソードが聞けるのも工場見学の醍醐味ですね。
工場見学が終わったらスタジアムホールに移動して、クイズチャレンジツアーに挑戦です。
グリコにまつわるクイズが映像で出題され、目の前のボタンを押して答えていきます。クイズはグリコにまつわるもので、グリコの歴史や商品のことなどがクイズを通して楽しく理解できます。
写真の椅子は動かすことができるので車椅子の方でももちろん参加可能です。
参加メンバーの中で正解率とスピードを競い、優勝だった方はプレゼントあり!お土産をもらって、約70分間の工場見学ツアーは終了!
ちなみにいただいたお土産はポッキーの形のバルーンとグリコピア・イーストオリジナルパッケージのプリッツでした♪無料なのが申し訳ないくらい充実したツアーです!
工場見学ツアー後、希望者は1人500円の有料となりますが、ミニファクトリーでジャイアントポッキーのデコレーション体験ができます。
※介護アンテナ編集部スタッフも挑戦したのですが、なんだかホラー感ただよう残念なできあがり……
一緒にツアーに参加させていただいたみなさんもワイワイ言いながら楽しんでおられました。
工場見学の前後に隣接するショップでグリコの商品を購入することができます。ここでしか買えない限定品やアウトレットでお得に購入できる商品などもりだくさんです!
バラエティパックなども売られており、人気だそうです!
グリコピア・イーストは2012年竣工で比較的最近作られた施設のため、車椅子の方でも問題なく工場見学ツアーに参加できます。
※トイレのマークがグリコのゴールインマーク
トイレやエレベーターも広く安心です。ただし車椅子の貸し出しはないので、必要な方はご自身の車椅子を持っていく必要があります。
さらに詳しい施設の情報をご覧になりたい方はぜひ下記のお出かけスポット情報をご確認ください!
お出かけスポットグリコピア・イーストの施設詳細
グリコピア・イーストは年間約8万人が訪れる人気の工場見学です。圏央道の桶川加納ICが2015年より供用開始されますます人気になっているとのこと。
今回実際に工場見学ツアーに参加させていただきましたが、その人気にも納得!の充実の内容でした。公式サイトではお子さんの写真が多いのですが、グリコの歴史を振り返る場面も多くご高齢の方も昔を懐かしみながら楽しめるはずです!
ぜひお出かけ先の候補として参考にしてみてください。
介護アンテナ編集部Kaigo Antenna Editorial Department
プロフィール
株式会社ベネッセスタイルケア運営の介護アンテナ。編集部では、ベネッセの25年以上にわたる介護のノウハウをはじめ、日々介護の現場で活躍している介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネジャー)、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの高齢者支援のスペシャリストたちの実践知や日々のお仕事に役立つ情報をお届けします!
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