公開日:2020/03/27

更新日:2020/03/27

【動画つき】介護職が行う口腔ケアの基本手順・注意点

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※動画は記事の最後でご紹介しています※ この記事では「介護職が行う口腔ケアの基本手順・注意点」について分かりやすくご紹介します。

【動画つき】介護職が行う口腔ケアの基本手順・注意点

介護現場における口腔ケアの基本的な方法

口腔ケアはご利用者の健康を助ける大事な行為です。ここでは介護現場における口腔ケアの基本方法・手順・ポイントをわかりやすく解説します。

口腔ケア前の準備

口の中のチェック

まずはご本人の口の中をチェックします。自立の方でも、口腔ケアができていない方や、口腔ケアをする意識の薄い方もいらっしゃるのでできるだけ見せていただきましょう。

チェックリスト

  1. どこが汚れているか。歯垢(プラーク)や、食べかすがどこについているかを確認する
  2. 舌苔がついているか?(舌苔とは、舌の表面についた苔(コケ)のようなもの)
  3. 歯がなくなっていないか?昨日まであった歯がなくなっていることもあるので確認する
  4. 口内炎がないか?口の中に痛みはないか?

歯ブラシでの口腔ケア(歯磨き介助)の方法

歯ブラシの選び方

  • 毛束は3列
  • 硬さは普通もしくは、やわらかめ
    ※歯が少ない、根だけの歯がある、歯茎から出血しやすい方などはやわらかめを選択する
  • ナイロン毛でストレートカットのもの
  • 柄がまっすぐのものが使用しやすい

歯ブラシの使い方

歯ブラシの持ち方

えんぴつを持つように持ちます。握りしめて力一杯磨くと、歯ぐきを傷つけたり歯が削れてしまったりするので注意します。

歯磨き粉の量

歯磨き粉は7mm-1cmくらいで十分です。つけすぎないように一気に出しすぎないようにしましょう。

歯を磨く順番

  1. 右上表奥歯
  2. 上前歯
  3. 左上表奥歯
  4. 左下表奥歯
  5. 下前歯
  6. 右下表奥歯
  7. 裏側
  8. 噛み合わせ部分

歯ブラシでの口腔ケア(歯磨き介助)のポイント

  • 介助者はご本人と向き合って正面から介助します。(後ろから介助しない、磨く際にご本人の顎を上げすぎない)
  • 表側奥歯は歯を噛み合わせ、口を閉じた状態で磨きます。
  • 表側は歯と歯茎の境目を磨きます。
  • 歯の裏側は歯に対して、毛先を斜め45度の角度を保ちます。
  • 表側と裏側は、歯1本か2本の幅で歯ブラシを動かします。
  • 噛み合わせ部分は、歯の上の溝にブラシをあて、かきだすように磨きます

スポンジブラシやガーゼでの口腔内の清拭

身体を起こすことができない方やうがいができないなどの理由で歯ブラシでの口腔ケアができない方は歯ブラシのほかに、スポンジブラシや口腔ケア用ガーゼを使用する場合があります。

スポンジブラシの使い方

スポンジブラシは、水を含ませた後、誤嚥しないように絞ってから使います。使う前に、スポンジが柄から抜けないかを確認し、使用後は毎回捨てます。

  1. 頬の内側を伸ばすイメージで清拭します。そのときご本人の口は閉じていただきます。
  2. うがいができない方の場合は歯の表面と裏側も清拭します。
  3. 最後に舌も清拭します。

口腔ケア用ガーゼの使い方

口腔ケア用ガーゼを巻く際はガーゼの端を握る

グローブをして、口腔ケア用ガーゼを人指し指に巻いて、ガーゼの端を握ります。指先に巻くだけでは、ケア中に抜けてしまう可能性があります。

口腔ケア用ガーゼでの口腔内の清拭の仕方

奥歯から手前へ清拭していきます。上あごも、奥から前に清拭します。その際に逆の手でご本人のお顔を支えながら、やさしく清拭を行いましょう。

口腔内は傷つきやすいため、力加減に注意します。

ご利用者の口腔内の観察が重要

口腔ケアを適切に行うことで口腔機能の維持が期待できます。口腔ケアはご利用者の口内を観察できる良い機会なので、ぜひしっかりチェックし、口腔内を良い状態に保つためのケアを行いましょう。

【動画】介護職が行う口腔ケアの基本手順・注意点

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