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この記事では「介護職が行う口腔ケアの基本手順・注意点」について分かりやすくご紹介します。※無料会員登録をすると動画が閲覧できます※
歯みがきや口腔内を清拭する前に、まずはご本人の口の中をチェックします。自立の方でも、口腔ケアができていない方や、口腔ケアをする意識の薄い方もいらっしゃるのでできるだけ見せていただきましょう。
歯ブラシは適切なものを選び、適切なタイミングで取り替えましょう。
えんぴつを持つように持ちます。握りしめて力一杯磨くと、歯ぐきを傷つけたり歯が削れてしまったりするので注意します。
歯みがき粉は7mm~1cmくらいで十分です。つけすぎないように一気に出しすぎないようにしましょう。
身体を起こすことができない方やうがいができないなどの理由で歯ブラシでの口腔ケアができない方は歯ブラシのほかに、スポンジブラシや口腔ケア用ガーゼを使用する場合があります。
スポンジブラシは、水を含ませた後、誤嚥しないように絞ってから使います。使う前に、スポンジが柄から抜けないかを確認し、使用後は毎回捨てます。
グローブをして、口腔ケア用ガーゼを人指し指に巻いて、ガーゼの端を握ります。指先に巻くだけでは、ケア中に抜けてしまう可能性があります。
奥歯から手前へ清拭していきます。上あごも、奥から前に清拭します。その際に逆の手でご本人のお顔を支えながら、やさしく清拭を行いましょう。
口腔内は傷つきやすいため、力加減に注意します。
口腔ケアを適切に行うことで口腔機能の維持が期待できます。口腔ケアはご利用者の口内を観察できる良い機会なので、ぜひしっかりチェックし、口腔内を良い状態に保つためのケアを行いましょう。
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※記事の内容は2021年3月時点の情報をもとに作成しています。
介護アンテナ編集部Kaigo Antenna Editorial Department
プロフィール
株式会社ベネッセスタイルケア運営の介護アンテナ。編集部では、ベネッセの25年以上にわたる介護のノウハウをはじめ、日々介護の現場で活躍している介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネジャー)、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの高齢者支援のスペシャリストたちの実践知や日々のお仕事に役立つ情報をお届けします!
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