公開日:2021/02/12
更新日:2024/03/18
登録者:介護アンテナ編集部
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認知症を予防するには、頭を使うことだけでなく、手・指を動かすことが重要です。この記事では理学療法士が監修した5分でできる簡単で楽しい認知症予防体操を動画でご紹介します。動画を見ながら一緒に実践してみましょう。
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認知症の予防には、頭のみ使うことだけでなく、手・指をしっかり使うことも大切です。とくに左右で違う動きをすることは、脳の活性化にとても効果的で、脳のトレーニングとしてもおすすめです。
本体操では、座位で手・指をしっかり動かす簡単な動作から始まり、左右異なる動き、上肢全体を動かす大きな動きへと、次第にレベルアップしていきます。
最初は難しいと感じると思いますが、間違えないように考えながら動かすことが脳にとてもよい刺激になります。ぜひチャレンジしてみてください!
※お身体の状態により、主治医にご相談の上、実施してください。
両手の親指から順に指を折り10まで数えます。
右手はパー、左手は親指を包むようにグー。右手は親指から折り、左手は小指から伸ばしていき10まで数えます。同様に左右を入れ替えて行います。
右手はグー・パーを繰り返し、左手は親指から指折りで10まで数えます。同様に左右を入れ替えて行います。
右手はOK、左手はLのかたちをつくり、左右を入れ替えながら英語で10まで数えます。(ワン・ツー・スリー…)
右手はキツネ、左手はOKのかたちをつくり、左右を入れ替えながら英語で10まで数えます。(ワン・ツー・スリー…)
右手を胸の前でグー、左手を前に出してパー、左右入れ替えながら十二支を言います。(子・丑・寅…)
右手を胸の前でパー、左手を前に出してグー、左右を入れ替えるときに手拍子を挟んで10まで数えます。
片手を胸の前でパー、逆の手を前に出してグーにして、左右の手を交互に変えながら1から10まで数えます。そして、3と8の時に前の手をチョキにします。
左右で異なる動作をすることはとても難しいかと思います。最初は出来ない動きがあるかもしれませんが、あきらめず繰り返し行うことが脳の活性化につながります。
参加者に合わせてスピードや難易度を調整しながら行いましょう。楽しい雰囲気で行うことも大切なポイントです。
小沼 理士Masashi Onuma
プロフィール
理学療法士/株式会社ベネッセスタイルケア 介護予防室長
介護アンテナ編集部Kaigo Antenna Editorial Department
プロフィール
株式会社ベネッセスタイルケア運営の介護アンテナ。編集部では、ベネッセの25年以上にわたる介護のノウハウをはじめ、日々介護の現場で活躍している介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネジャー)、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの高齢者支援のスペシャリストたちの実践知や日々のお仕事に役立つ情報をお届けします!