公開日:2022/07/07
更新日:2022/08/16
登録者:介護アンテナ編集部
昔懐かしい「童謡」をテーマにしたレクリエーション素材をご紹介します。子どもの頃を思い出しながら歌うので盛り上がること間違いなしの介護レクリエーションです。介護施設やデイサービス、ご自宅などでぜひご活用ください。
昔懐かしい童謡。誰もが幼い頃に歌ったりしてメロディを聞くと自然と歌詞が浮かんでくる人も多いのではないでしょうか。
昔に歌ったことのある童謡などは、当時のことを思い出すきっかけにもなり、回想法として認知症予防へのアプローチにもつながります。また、音読を行うと脳の前頭前野が活性化され、記憶力向上効果が期待できると言われているので、記憶力のトレーニングにも活用できます。
介護アンテナの童謡レクは初級の問題は全て歌詞が書かれていますので、みんなで歌ったりして楽しんでいただけます。中級・上級の問題は歌詞の一部が空白になっているのでそれを思い出して答えるクイズ形式として取り組んでいただけます。
読んでみていかがでしたか?1番の歌詞の「どんぶりこ」を「どんぐりこ」と間違って覚えていた人も多いのではないでしょうか。
実はここを勘違いして覚えている人が多いそうです。ちなみに「どんぶりこ」というのは水に音を立てて落ちるという意味です。そうすると「お池に はまって さあ大変」と意味がつながってきますよね。歌詞の意味を考えながら取り組むとより楽しんでいただけます。
「赤とんぼ」は夕暮れ時に赤とんぼを見て、昔を懐かしく思い出している情景を描いた童謡です。
2003年には「日本童謡の会」が実施したアンケートに基づいて発表した「好きな童謡」で第1位になり、2007年には「日本の歌百選」選ばれるなど日本を代表する童謡のひとつとですね。
七夕の時期によく歌われる「たなばたさま」もまた、昔から歌われているなじみ深い童謡のひとつです。歌詞に出てくる「五しき たんざく」の五しきは、五行説に基づいた「緑・紅・黄・白・黒」の五色だそうです。
こういった観点で歌詞の意味を調べながら、読んでみたり歌ったりするとまた新しい発見がありそうですね。
「蛍の光」といえば、お店の閉店を知らせる曲としてを思い浮かべますよね。
実は、閉店時に耳にする曲は「別れのワルツ」という「蛍の光」とは別の曲が使われている場合が多いようです。どちらもスコットランドの民謡を原曲としているため、とても似ており「蛍の光」だと思っている方もいるかと思います。
レクリエーションの後は、そんな雑談を交えながら二つの曲を聴き比べてみるのも良いかもしれませんね。
とんびが「ピンヨロー」と鳴きながら、大空を優雅に飛ぶ風景が思い浮かびます。童謡「とんび」を小学校の授業で習ったという方も多いのではないでしょうか。
ぜひ、大空を飛ぶとんびのように伸びやかな気持ちで、レクリエーションに取り組んでみてくださいね。
子どもの頃に一度は歌ったことがある童謡も多かったのではないでしょうか。また、歌詞をあまり覚えていなくてもメロディーに聞き覚えがあるという方もいらっしゃると思います。
年齢や性別、生まれた場所が違っても誰とでも共通の知っていることとして歌えたりする童謡は介護レクとしてもとてもおすすめです。ほかにも冒頭で紹介したよう、昔を思い出すきっかけになり回想法としても有効的で認知症予防のアプローチにもつながります。
大人数で楽しみながら、脳トレにもつながる童謡を使ったレクをぜひ採り入れてみてください!
介護アンテナ編集部Kaigo Antenna Editorial Department
プロフィール
株式会社ベネッセスタイルケア運営の介護アンテナ。編集部では、ベネッセの25年以上にわたる介護のノウハウをはじめ、日々介護の現場で活躍している介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネジャー)、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの高齢者支援のスペシャリストたちの実践知や日々のお仕事に役立つ情報をお届けします!
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