博物館 明治村(愛知県犬山市)のバリアフリー情報ページです。経路の状態や車椅子の方でも使えるトイレがあるかなど、介護が必要な方やその介助者の方に役立つ情報をご紹介しています。
一歩足を踏み入れれば、そこはもう明治時代の日本「博物館 明治村」
日本の開国と同時に広く一般市民にも広がった欧米の文化。そんな明治期の建物には、それまでの伝統的な日本建築と、石造や煉瓦造りの欧米技術が加わった文化的・芸術的価値の高いものが多い。
それらを後世に残すため谷口吉郎博士(博物館 明治村初代館長)と土川元夫氏(元名古屋鉄道株式会社会長)の尽力により1965年(昭和40年)に誕生した「博物館 明治村」は、広大な敷地を持つ野外展示の博物館である。
移築保存した建造物すべてが文化財指定されており、移築・復原した建物に囲まれた村内は、まるで明治期の街に迷い込んだような気分にさせてくれる。
総面積約100ヘクタールの敷地を1丁目から5丁目までの区画に分け、山の起伏や風景に溶け込むように建てられた64の建造物は景観だけでも見どころと言える。
建造物の中でも特に人気の高い「帝国ホテル中央玄関」や「聖ザビエル天主堂」は、来村者がこぞって訪れる名スポットで、段差を迂回して入れるスロープが設置されているため、車椅子のまま中に入ることができる。
そのほかの建造物は、当時の姿そのままに復原されており、入口や建物内の階段、敷居など車椅子での入館が難しいものも多い。それでも、和洋折衷が織りなすそれら建造物の外観を見て回るだけでも十分に楽しめるだろう。
広い村内の移動に便利な村営バス(有料)も運行しており、車椅子をバスの後ろに載せられるため長時間の歩行でお疲れの際にはぜひ乗ってみるのもよいだろう。
村内には車椅子で通行するのが困難な段差などについて、村内マップで事前確認もできるが、村内通路には車椅子用通路の標識も設置されているため、見学時にも安心して回ることができる。
村内店舗には、駄菓子屋や射的場など童心に帰れる施設や、開国時の明治を象徴する料理などを提供するレストランやカフェなどもあるので、当時の人々に思いをはせながら「博物館 明治村」の空気をぜひ楽しんでいただきたい。












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