岩槻人形博物館(埼玉県さいたま市)のバリアフリー情報ページです。経路の状態や車椅子の方でも使えるトイレがあるかなど、介護が必要な方やその介助者の方に役立つ情報をご紹介しています。
日本初の人形専門公立博物館「岩槻人形博物館」
2020年2月に、人形の美しさと歴史の魅力を伝える、日本初の人形専門公立博物館として開館した。埼玉の人形作りを紹介する展示だけでなく、日本の人形をテーマとした展示を行っている。約5,000点の収蔵品の中から常設展示では約100点、企画展開催時は約30~40点ほどの美しい人形を展示している。
1フロアからなる博物館は、常設展示が行われている展示室1と2、企画展や特別展が行われる展示室3の3つの展示室からなっており、車椅子利用の方にも観賞しやすい造りになっている。
展示室1では埼玉の人形作りの工程が展示されている。製作中の職人の手元の映像や使用される道具、材料も見ることができ、人形作りの細部までのこだわりを感じとることができる。
展示室2では節句人形、創作人形、古典人形などを中心とした展示となっている。ここでは江戸時代に作られたものなど歴史的に貴重な人形を見ることができ、展示品の劣化を防ぐため、定期的に一部の展示品が入れ替えられ、常設展示の内容も変わるため何度来ても楽しめる。
年3~4回開催予定の企画展や特別展では、収蔵品や借用品からテーマを決めた展示が行われている。季節ごとに変わる展示は貴重なコレクションの展示もあり、人形文化について更に深く知ることができる。
建物はフラットな造りでオストメイト付きの多目的トイレもあり、車椅子の方でも利用しやすい。また2台分の優先駐車場から博物館入口まで屋根が付いているので、雨の日でも濡れることなく利用できる。
人形のまちとされる岩槻では、岩槻駅から博物館に行くまでの道のりに人形専門のお店も多く見られ、駅からゆっくりと散策しながら向かうのもおすすめである。
厄払いや子供の成長を願う人々の人形へ込めた思いや愛情、人形を通して想像できる昔の人々の生活の様子など、人形の文化や歴史を学びながら観賞できる。誰もが子供の頃、一度は思い入れを持ったことがある「人形」は、どこか懐かしく温かい気持ちにさせてくれることだろう。












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