公開日:2024/06/04

更新日:2024/06/05

介護のキホン

50代未経験で介護職へ!ストレスから解放され、成長できる職場|わたしの転職事例vol.01

この記事では、保険会社の営業職から、未経験で介護職に転職した50代女性の成功事例をご紹介します。常に売上目標に追われるストレスから解放され、今は職場環境にも恵まれているというSさん。働きやすい職場へ転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

50代未経験で介護職へ!ストレスから解放され、成長できる職場|わたしの転職事例vol.01

転職に成功した介護職(及び介護関連職)へ取材した連載企画「わたしの転職成功事例」記念すべき第1回目の方は、50代・未経験で介護の世界に飛び込んだS様のご紹介です。ぜひ転職をする際のヒントとしてご参考ください。

気軽に無料相談!転職エージェントに相談する

資格を取って、長く活躍できる介護職へ転職!施設見学で転職先を決定

50代未経験で介護職へ!ストレスから解放され、成長できる職場に転職成功

今回の転職成功者:S様(50代・女性)

年齢・家族構成
50代・夫、子ども(社会人)
業種・職種
前職:損害保険会社 営業職(派遣社員) 転職後:有料老人ホーム 介護職(正社員)
給料
転職後:月20万円程度(ボーナス・資格手当あり)

前職は損害保険会社の営業職、日々数字に追われるストレスがあった

前職は損害保険会社で代理店営業をしていました。不動産会社に「うちの保険を扱ってください」っていう営業ですね。売上ノルマがすごく厳しいわけではなかったんですが、やっぱり今まで以上の数字は常に求められていました。それに、数字を求めることで、職場の雰囲気もなんとなく殺気立ってくるんですよね。社員同士の会話の内容もギスギスしていたり、そういった環境でストレスは感じていました。

前の会社には2年ほど勤めましたが、それ以前もずっと金融業界で働いていたんです。でも「もう疲れちゃったな…」というのがあって、転職の時も金融の仕事を続けていくことは考えていませんでした。

資格を取れば親の介護にも役立つし、介護職は社会貢献できる仕事だと思っていた

介護の仕事に興味を持ったきっかけは、介護職の友人から勧められたことでした。それから自分の父親の介護が必要になってきて、資格を取ろうかなと考えました。母の介護をしていたときはほぼ独学だったのですが、きちんと学んだ方がいい介護ができるんじゃないかと思って、初任者研修の資格を取りに行ったんです。

社会的にも高齢化で介護業界が人材不足だ、というのはよく聞きますし、「資格を取ってそれを仕事にできればいいな」と思いました。

初任者研修を取って、未経験だった介護職へ転職!

50代未経験で介護職へ!ストレスから解放され、成長できる職場に転職成功

職場の雰囲気と資格取得のしやすさが決め手に

今の職場を選んだ理由は、見学に行ったときの雰囲気がよかったことと、資格を取りやすい環境が整っていたことです。見学当日に採用面接をしていただいたのですが、ホーム長がざっくばらんにいろいろとお話してくれて、1時間の予定だったところを30分くらい延長して、施設見学も丁寧に対応していただき、雰囲気のよさが伝わりました。自分の上司になるホーム長のお人柄も決め手としては大きかったと思います。

それから、面接のときに「実務者研修を取りたいと思っています」とお伝えしたら、すぐに資料をそろえてくださいました。入社後のシフトも研修に合わせて組んでいただきましたし、資格取得を全面的にバックアップしてもらえる環境がありがたいですね。

キャリアアドバイザーが親身になって相談に乗ってくれた!

アドバイザーのFさんとは、初任者研修の会場で初めてお会いしました。「資格を取って介護業界でじっくり働きたい」という希望を伝えたら、すごく親切にいろいろな情報を教えてくれて。電話やメールでお話もよく聞いていただいたので、転職活動中に不安になることはなかったです。

施設見学に何か所か一緒に行って、履歴書の添削と、面接のアドバイスもしてもらいました。周りにもこういう紹介サービスを使って転職をしたという人はいますが、お話を聞く限り、ここまで手厚くしていただいている印象はないですね。

転職後はノーストレス!スキルアップできる環境で次の資格取得を目指す

50代未経験で介護職へ!ストレスから解放され、成長できる職場|わたしの転職事例vol.01

介護職として成長していきたいと話すSさん

ストレスから解放されて、介護現場で「命の大切さ」も実感

転職して1番よかったことは、営業職のときのストレスから解放されたことです。数字目標に追われなくなりましたし、今は職場環境にも恵まれていて、人間関係の窮屈さもなくなりました。以前は上司の顔色を伺う雰囲気が強かったので、そこは全然違いますね。

金融から介護の業界に転職して、自分自身の価値観も変わりました。今までの仕事では「お金」が何より大事でしたが、介護職は人の「命」を預かる仕事。ご入居者様は日々体調が変化したり、ご逝去されたりすることもあります。そういった高齢者の方々と接する中で、改めて命の大切さを実感できるようになりました。

次は介護福祉士を目指して勉強中!

資格取得を応援してもらえる環境で実務者研修を取ることができたので、次は介護福祉士を目指します。さらにその先にはケアマネジャー資格もありますが、まずは目の前の仕事をしっかり覚えて、現場職としてさらに成長していきたいです。

今は「あなたに任せてよかった」「あなたなら安心ね」と言ってもらえるような介護職を目指して、日々勉強中。ゆくゆくは、後輩や周りのスタッフもフォローできるような存在になりたいと思っています!

転職成功の鍵:担当キャリアアドバイザーのコメント

今回のSさんは、ご希望だったスキルアップしやすい介護施設に転職することができました。Sさんを担当した株式会社ハートメディカルケアのキャリアアドバイザーFさんにその理由を伺いました。

Sさんの転職成功のポイント

50代未経験で介護職へ!ストレスから解放され、成長できる職場|わたしの転職事例vol.01

Sさんは「介護業界で資格を取って成長したい」という明確な軸をお持ちだったので、私もそれに沿って転職先を探すことができました。

転職するにあたって叶えたいご希望はさまざまあるかと思いますが、初めからすべての条件を満たす就業先を見つけるのは難しい場合もあります。まずは「今すぐ叶えたいこと」「将来的に叶えたいこと」に分けて考え、優先順位をつけることが、理想の職場で働くための近道かもしれません。私たちも一緒に見つけていけたらと思いますので、まずは一度ご相談ください!

理想の転職を実現するには?まずはキャリアアドバイザーに相談!

今回インタビューしたSさんは、営業職から未経験だった介護職に転職。キャリアアドバイザーに相談しながら、施設見学などの機会を利用して、自分に合う職場を見つけることができました。

仕事や職場に求める選社軸は人それぞれ。同じ介護職でも、勤務する施設・事業所によって、働き方や環境は異なります。「今よりもっと自分に合う職場で働きたい」とお考えなら、まずはキャリアアドバイザーに相談してみるのがおすすめです。

気軽に無料相談!転職エージェントに相談する

著者プロフィール

介護アンテナ編集部Kaigo Antenna Editorial Department

プロフィール
株式会社ベネッセスタイルケア運営の介護アンテナ。編集部では、ベネッセの25年以上にわたる介護のノウハウをはじめ、日々介護の現場で活躍している介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネジャー)、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの高齢者支援のスペシャリストたちの実践知や日々のお仕事に役立つ情報をお届けします!

介護アンテナについてはこちら

介護職のキホン

介護技術

認知症ケア

病気・薬

介護サービス情報

介護資格

介護施設運営

介護レクリエーション

介護イラスト

薬辞典

お出かけ

研修・セミナー

マガジン

介護用語集

いいね!するには
ログインが必要です

ブックマークするには
ログインが必要です