高齢者向け介護レクリエーションのネタに悩んでいる方必見!高齢者の方はもちろん、スタッフやご家族も一緒に楽しめるテーブルゲームを10種類ご紹介します。ゲームをしながら手先や目を使ったり、計算したりするので、脳の活性化も期待できますよ。
今回取り上げるテーブルゲームは、ピンポン玉をカップに入れたり、カップを積み上げたりと、手先や目を使うものが多くあり、「脳の活性化」や「認知症の予防」など、さまざまな効果が期待できます。また、数を計算するゲームもあり、楽しみながら自然と脳トレができる内容となっています。
さらに、ご利用者同士で対戦したり、チーム戦にしたりすれば、コミュニケーションが自然と生まれて笑顔も増えるに違いありません。「今度のレクリエーションは何にしようかな」と悩んでいる方は、ぜひやってみてください。
会員登録をしていただくと、ルールや進め方から、実施時のレイアウト、ポイントまでを解説したPDFをダウンロードしていただけます。会員登録は無料です。
介護レクカップ・ピンポン玉を使ったレク「ピンポン玉カップイン大会」 - No.01055
「ピンポン玉カップイン大会」は、その名のとおり、ピンポン玉をカップに入れるゲームです。ピラミッド状に並べられたカップは場所ごとに得点が異なり、配布された5個のピンポン玉すべてを投げ終えたあと、獲得点数が1番高かった人が勝ちとなります。
カップを狙ってピンポン玉を投げるので、手や腕を動かすトレーニングになります。また、カップにうまく入れるには集中力も必要なので、集中力をアップする効果も期待できます。
介護レクカップを使ったレク「同じ形にできる?カップ形状記憶ゲーム」 - No.01057
「同じ形にできる?カップ形状記憶ゲーム」は、スタッフがカップで作ったのと同じ形を、参加者に再現してもらうというもの。記憶力のトレーニングにつながります。また、腕や指先を動かすことで、脳の活性化も期待できます。
参加者が慣れてきたら、完成するまでのタイムを競ったり、カップの数を増やして形を複雑にしたりしてもいいでしょう。
介護レクカップを使ったレク「どこまでも高く!カップタワーゲーム」 - No.01058
「どこまでも高く!カップタワーゲーム」は、20個程度のカップを、底と飲み口が交互になるよう積み上げていくゲームです。制限時間内にもっとも高く積み上げた人が勝ちとなります。制限時間が迫るなか、崩れないようにカップを積み上げるには集中力が不可欠。
また、カップを狙った位置に置くには、腕や指の動きをうまくコントロールする必要があります。脳トレ効果が大いに期待できるでしょう。「カップに数字を書いて、数字の合計が30になるよう積み上げる」「チーム戦にする」など、いろいろとアレンジしてみてください!
介護レクカップ・ピンポン玉を使ったレク「たくさん崩して!カップ倒壊ゲーム」 - No.01059
「たくさん崩して!カップ倒壊ゲーム」は、積み上げた12個のカップを、ピンポン玉を投げて倒すゲームです。制限時間内に倒したカップが1番多い人が勝利となります。積み上げてあるものを壊すという非日常感に、その場が盛り上がることうけあい!楽しみながら、手先や腕の動き、視線をコントロールする訓練ができます。
難易度を上げたい場合は、投球距離やピンポン玉の数、カップの積み上げ方で調整するといいでしょう。「ピンポン玉は必ずワンバウンドさせる」などのルールを追加してもかまいません。
介護レクカップを使ったレク「すばやさ勝負!スピードカップゲーム」 - No.01060
「すばやさ勝負!スピードカップゲーム」は、参加者がカップを使ってお手本と同じ形を作るゲームです。作る形は3つあり、1つの形が完成したら、カップをすべて重ねてリセットします。もっとも早く完成できた人が優勝です。
実際に行う際は、スピード勝負ならではのドキドキ・ハラハラを楽しめる雰囲気を心がけましょう。俊敏性を伸ばすトレーニングとしても有効です。
介護レクカップ・サイコロを使ったレク「何が出るかな?サイコロゲーム」 - No.01062
「何が出るかな?サイコロゲーム」は、サイコロをカップに入れて振り、スタッフが指示した目を出すゲームです。手の動きや、サイコロがカップとぶつかって立てる音、にぎやかな雰囲気が楽しく、その場にいる誰もが自然と笑顔になることうけあいです。
「2個のサイコロの目を足して、合計7になる目を出す」「2個のサイコロの目のうち、大きい数字から小さい数字を引いて、2になる目を出す」などの指示を出すと、計算力も鍛えられて脳トレ効果がアップします。
介護レクカップ・サイコロを使ったレク「サイコロでバトル!ゲーム」 - No.01063
「サイコロでバトル!ゲーム」は、カップにサイコロを入れて振り、出た目の数字を競うゲームです。数字が1番大きな人が勝ちになります。ルールがシンプルで勝敗がわかりやすいので、たくさんの方に参加してもらえるはず。手や腕の旋回運動にもなります。
慣れてきたらサイコロを2個にして、目の数の合計を競ってみてはいかがでしょうか。
介護レクカップ・サイコロを使ったレク「サイコロの目は!?ビンゴ大会」 - No.01064
「サイコロの目は!?ビンゴ大会」は、レクリエーションの定番のひとつ「ビンゴ」を、サイコロを使って行うゲームです。参加者が順にサイコロをカップに入れて振り、出た目の数が用紙に書かれていたら塗りつぶしていきます。縦・横・斜めのいずれか1列が最初にそろい、ビンゴになった人が優勝です。
自分で数字を書いたり、サイコロを振ったりするので、指や腕のトレーニングになります。「当たった!」「列がそろわない!」など盛り上がるうちに、参加者同士の交流も自然と促進されます。
介護レクカップ・ピンポン玉を使ったレク「見やぶれ!ピンポン玉はどこへ?ゲーム」 - No.01056
「見やぶれ!ピンポン玉はどこへ?ゲーム」は、ピンポン玉が入っているカップを複数のカップの中から当ててもらうゲームです。はじめのうちはスタッフが出題し、参加者が慣れてきたら、参加者同士で出題してもらいます。
誰もが気軽に参加できるゲームなので、参加者同士の交流を促すのにぴったり。正解率が上がってきたら、カップの数やピンポン玉の数を増やしてもいいでしょう。
介護レクカップ・ピンポン玉を使ったレク「キャッチして!ピンポン玉バウンドゲーム」 - No.01061
「キャッチして!ピンポン玉バウンドゲーム」は、投げられたピンポン玉を手に持ったカップでキャッチするゲームです。ピンポン玉の軌道を目で追う、落下地点を予測する、予測した落下地点にカップを差し出すなど、いろいろな能力が求められるため、取り組む方のレベルに合わせて難易度を調整してみてください。
2人1組になってピンポン玉を投げる人とキャッチする人にわかれたり、3人以上で行って投球者がキャッチする人を指名したりしても楽しいですよ!
介護アンテナでは、今回ご紹介したようなテーブルゲームやホワイトボードを使って行うものなど複数人で楽しめる介護レクのご用意が多数あります。また認知症のアプローチになる「回想法」を採り入れた脳トレや塗り絵などもありますのでレクリエーションのネタに困ることがありません!
介護レク素材は会員登録(無料)をすると全て無料でダウンロードして使うことができます。会員登録は、メールアドレスがあれば介護に関わる方でなくてもOK。登録費用や初期費用などは一切かかりませんので、この機会にお気軽にご登録ください。
介護アンテナ編集部Kaigo Antenna Editorial Department
プロフィール
株式会社ベネッセスタイルケア運営の介護アンテナ。編集部では、ベネッセの25年以上にわたる介護のノウハウをはじめ、日々介護の現場で活躍している介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネジャー)、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの高齢者支援のスペシャリストたちの実践知や日々のお仕事に役立つ情報をお届けします!